まず鼻中隔とは鼻の左右を隔てている壁のことです。軟骨と骨でできており、粘膜で覆われています。
鼻中隔は成長とともに彎曲していくことが多いです。
鼻中隔彎曲症では左右どちらかの鼻がつまっていることが多く、そのためどちらかが鼻腔が狭くなるので、鼻呼吸による刺激に過敏になり、鼻血が出やすくなります。
また、アレルギー性鼻炎を併発していると、副鼻腔炎(ちくのう症)になりやすかったり、いびき・無呼吸、口呼吸の原因となることがあります。鼻中隔は子供の頃は、ほぼ真っ直ぐです。
成長して鼻が高くなっていく過程で、鼻中隔の軟骨が急激に大きくなっていくのに対して、頭蓋骨や顔面骨はそれほど大きくなりません。そのため、骨と軟骨部分の接合部に変形をきたして彎曲します。鼻中隔彎曲症と診断された場合、次のような症状を呈します。
など
しかしまずは状態をしっかり把握して曲がり方が軽度であれば、対症療法でもずいぶん
改善される患者様も多くいらっしゃいます。
手術が必要な場合は連携する総合病院をご紹介させていただきます。
柏市 小青田の耳鼻科
〒277-0803 柏市小青田5-1-7
柏たなか駅 東口より徒歩1分
耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科
平日 9:30 - 12:30 15:00 - 19:00
土曜 9:30 - 12:30
休診日 土曜午後、日曜、祝日
鼻中隔彎曲症の治療は鼻中隔矯正術と呼ばれる手術が根治療法となります。